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『アンデルセン生誕200周年@Odense』&麻衣ちゃん情報も★parL*C北山裕子

2005.05.01

Visitons au coin de la rue , pour trouver notre specialite !
第40回『オーデンセの町/デンマーク』(03/29/2005 OA)

ゴールデン・ウィーク真只中、試写会は早くも初夏~夏休み公開モノへと移行しつつあります。この辺は次回以降Updateということで、今回は4月23日公開の2本⇒気になるものは是非、劇場でお確かめを!

*『ウィンブルドン』☆☆☆
スパイダーマンのヒロイン=キルスティン・ダンストと、スーツが似合う英国俳優ナンバー1=ポール・ベタニー競演。テニスの最高峰=ウィンブルドンのセンターコート(初めて本物で撮影!)と初夏のロンドンを舞台に、落ち目の中年テニスプレーターと新星アイドルが繰り広げる、最高に熱くお洒落なラブコメディ。
「ブリジット・ジョーンズ」「ノッテイングヒルの恋人」「ラブ・アクチュアリー」を手掛けた製作チームだけに、女心のツボを心得た演出∞に終始うっとり。カメオ出演=ジョン・マッケンローやクリス・エバートも往年のテニスファンには嬉しい所。勿論試合シーンの迫力&笑いも◎
…コレ程の作品が郊外の単館上映なのは???

*『Shall We Dance?』☆☆
日本発・世界19カ国で好評を博した「Shall We ダンス?」の、ハリウッド版リメイク。主人公に(踊り◎は「シカゴ」で実証済み)リチャード゛・ギア、ダンス教師に(ラテ~ン・セクシー)ジェニファー・ロペス、アメリカらしく夫婦愛にウエイトを置いたことから主人公の妻にはオスカー女優スーザン・サランドンをキャスティング≠主な筋書きや名場面、個性的な脇役はオリジナルに忠実です。
主人公のくたびれ中年加減のリアリティ&ダンス教師の気品は日本版に軍配、後半の「プリティ・ウーマン」を彷彿させるギア様の華麗な姿は`流石ハリウッド!’でしょうか(笑)

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4/24(土)「ラジオ・ボンバー」にも出演の劇団【前方公演墳】の女優さんでもある、火曜ラベクル・レポーターの川崎麻衣ちゃん(ハート)♪

5/11~22迄、新宿の「スペース107」(西口・郵便局そば)で、調布市&調布FMにも縁がある新撰組モノのお芝居『壬生で見た月~新撰組誠剣伝』に出演します!
何でも、道行で命を散らす可憐な町娘役とか…長台詞etc見せ場もバッチリ◎

週末公演は既に完売≠平日であれば若干のお席がある模様。
詳しくはhttp://zenpou.net、またはトミーズ・アーティスト・カンパニー(℡03-5458-4458)まで。
予約の際に「川崎麻衣さんの紹介で」と声を掛けると、オマケで麻衣ちゃんのブロマイドが付いてきま~す=ファン必見!!!

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さて、いよいよ本文。生誕200年を迎え、ヨーロッパで「実は国王のご落胤(落とし種)だった!?(∴『醜いアヒルの子』はアンデルセンの自伝!!!)」…説に基づき、映画の製作が進行中の《アンデルセン》を巡る旅です。

1)
毎月最終火曜日この時間は、人知れぬ物語を秘めたヨーロッパの旅にお連れします。

「親指姫」「人魚姫」に「裸の王様」、「醜いアヒルの子」に「マッチ売りの少女」…誰もが一度は触れた童話の世界。
70歳で亡くなるまでに数々の小説に加え150以上の名作童話を残し、その上当時珍しかった海外旅行に30回、国内旅行に90回以上も出掛けたデンマークの国民的作家アンデルセン。

本日の目的地は、今年4月2日に生誕200周年を迎えるアンデルセンが生まれ育った町=オーデンセです。

デンマークの首都コペンハーゲンからオーデンセまでは、特急IC Lynで約1時間15分です。

Le destination d’aujourd hui est Odense(オーデンセ)…………。

2)
スカンジナビア半島の南の端、偏西風や暖流の影響を受け、穏やかな四季に恵まれた島国デンマーク。その中央、フェーン島の更に真ん中にあるのが、豊かな森と川に湖、色鮮やかな草花と調和する国で最も古く可愛らしい街並み…「北欧のおとぎ話の町」ことオーデンセ。

芝生や林に囲まれた長閑な川べり、赤煉瓦のゴシック教会にパステル調の平屋も目立つ小さな通り、石畳の広場に並ぶカフェのパラソルにカラフルな花壇、町の至る所で見掛けるおとぎ話に登場するキャラクター達の銅像…ここが数々の童話の生みの親、アンデルセンの故郷です。

町中の小さな家で1805年、貧しい靴職人の息子として生まれたHans Christian Andersen(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)。
自然に育まれた少年は11歳で父を亡くすとその3年後、俳優を目指しひとりコペンハーゲンへと旅立ちます。

襲い掛かるカルチャー・ショック、役者の芽も出ず…が、彼の書いた脚本や詩に才能を見出したパトロン達の援助で学校に通い、各地を旅しては旅行記を書くようになったアンデルセン。
イタリア旅行を綴った『即興詩人』で文壇に名を馳せ、類稀な見聞と想像力を生かした童話の執筆で、遂にその才能を開花させたのです。

3)
国民的童話作家になった後も、旅先で出会った人々に得意の切り絵を披露しながら作品を読み聞かせ、代わりに言い伝えや迷信を教わっては「この話が本当は何を意味するのか?」を分析し日記に綴り、時に作品のヒントにしたアンデルセン。

座右の銘は「旅することは、生きること」。
靴に拘り、また旅行鞄には筆記用具と鋏、そして何故かロープ。
恋には不器用で振られ放し・その生涯を独身で終えた彼の作品は、今も世界中の人々に愛され、誰かの胸をときめかせているのです。。。

4)
今回ご一緒した「童話の王様」アンデルセンの故郷=オーデンセ、如何だったでしょうか?

それではまた、来月の旅をお楽しみに。
A la prochain fois !

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