番組情報

午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:鈴木 樹生)

2020.07.02

今日は青空がひろがって、梅雨の晴れ間といった気持ちのいい天気ですね☆

みなさんこんにちは!鈴木みきなりです。今日、僕は『布田屋』という鮮魚店、魚屋さんへ行ってきました。場所は、調布駅北口のスクランブル交差点から旧甲州街道を布田方面へ行くと右手側にあります。創業は昭和21年の老舗で、店主の石森さんのお父様がはじめたお店です。

何度か立て直しをしていますが、『布田屋』さんだけまるで昭和にタイムスリップしたかのような風情があります。お店の前側にせり出した『布田屋』と屋号が大きく書かれた長年、雨、風、陽の光、そして雪をしのいできた事を感じさせるには十分のテント。そして、小さなタイルが無数はられた柱にうずたかく積まれた発砲スチロール。『地域一帯を長年見守っている』そんな風格の漂う昔ながらの街のお魚屋さんです。僕の父親の実家は以前は魚屋で、魚のにおいをかぐと小さい頃、父親の実家へ遊びにいった時のことを思い出しました。いつも水で床が濡れていてひんやりとした感覚と、その中で感じる魚のにおいは父親の実家と同じでした。

大きなショーケースには、きれいに捌かれた魚。指でつついたら今にも動き出しそうな程、ピチピチとした魚がたくさんならんでいます!どの魚もふっくらとまるまるとして肥えています。つやがあってキラキラしていて、きれいです。さかなクンでない僕でも興奮してしまいました!(笑)

興奮してしまった出来事がありまして・・・・・・。放送の中で話していらした、重さおよそ4㎏、体長約70㎝ほどのかつおを捌いて、お刺身にしてごちそうしてくれたんです!石森さん捌くのがはやすぎて、ちょっとでも目をそらすと次の工程へと移って、まるまるとした1尾のかつおがあっという間にお刺身になってしまいまいた!

もぉ、味が最高でした!今日、豊洲から仕入れて来て新鮮そのもののカツオはやっぱり違います。こってりとしているのですが、くどくないんです!味がしっかりと舌に残り、「やめられない、とまらない」状態でした!(笑)でもそこは貴重なものなので、ゆっくりと味わっていただきました☆

それから石森さんは毎年、保育園で解体ショーをしているんです。今は、スーパーで捌かれた状態で魚が売られているので、特にこどもたちは魚がどういう形をしていて、捌かれるところを見たことがないそうです。この解体ショーはこどもたちも、石森さんも楽しみにしているイベントなんだそうです!

大きなかつお、またはぶりを解体ショーに持って行くそうですが、こどもたちの質問が「つったとき、うれしかった?」「しんじゅくからどーやってもってきたの?」「うみのうえでいつもはきるの?」「たべながらやってんの?」など等、こども特有の予想もしていない奇想天外な質問を毎年楽しみにしているそうで、魚を捌いている時の天真爛漫なこどもたちのキラキラとした視線を浴びながら魚を捌くのが楽しいとお話をされていました。

石森さん、にこやかでやさしくて、親切に魚の話をしてくれました。今日の本番前と、この間お店をのぞきに行った時もお客さま1人ひとりと本当に楽しそうに会話をしながら接客をしているのが印象的でした。

一番おおい時で、調布市内には26軒もの魚屋さんがあったそうですが、今は『布田屋』さん含めて2軒だけなんだそうですが、地域一帯を盛り上げてこれからも地域の方々に愛され、会う人みんながしあわせな気持ちになれる、石森さんの笑顔でおいしい魚をこれからもたくさん売ってくださいね!

石森さん、今日はどうもありがとうございました!

 

カテゴリー

  • 最新情報
  • 番組情報
  • レポート
  • プレゼント
  • ネットラジオ
  • リクエスト
  • 番組表
  • 会社情報

月別アーカイブ

▲ページのトップへ戻る