番組情報

午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:岡本祥子)

2020.06.30

こんにちは!火曜日レポーターの岡本祥子です!

今日も梅雨空。中継をしていた時間はしとしとと雨が降っていました。

中継は調布の自然を学べる場所!!
多摩川に面した桜堤通り沿いにある「調布市多摩川自然情報館」からお届けしました。

「調布市多摩川自然情報館」は、多摩川を中心とした調布市内の自然環境を紹介する
子どもから大人まで楽しく学べる環境学習施設で、今年の4月に開館10周年を迎えられました。

館内には多摩川の魚や植物、昆虫などの実物が見られる展示室や、

多摩川のミニ生態系を再現したいきものプール、自然環境に関する本を揃えた学習室があります。

週末には多摩川や調布の環境について学べる月別イベントや月替わりプログラムなども行い、
身近な自然をよりわかりやすく楽しめると、地域のお子さんを中心に人気のある施設です。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月28日~5月末まで休館となり、
今月1日に2ヶ月ぶりに再開されました。

学習室と展示室と二つの部屋の定員をそれぞれ15人と定めたり、
学習室はこれまで、机をくっつけて友達と図鑑を見たり,宿題をしたりして過ごすことができましたが、
人との距離を保った上での過ごし方をしてもらうなど、
感染を予防しながら楽しく学べる工夫をしています。

休館前は解説員の方は土日祝日のみいらっしゃったのですが、
今月からはしばらく、平日も解説員の方がいらしてご案内をしてくださっています♪

放送は「調布市多摩川自然情報館」解説員の伊藤慶彦さんと調布市環境政策課の前澤洋子さんにお話を伺いました。

お話を伺った伊藤さん(中央)と前澤さん(右)

↓本日の放送はコチラから↓

 

開館10周年を迎えらた情報館はわかば作業所と染地ふれあいの家と3つの施設の合同の建物になっています。
わかば作業所のみなさんにお願いしている魚や昆虫のえさやりも、開館当初は初めての体験だった人もいて苦労があったそうですが、
年月がたち興味をもった人が,情報館のボランティア解説員としての研修を受けて運営を支えてくれているんだそうです。

また,開館時、小学生だったお子さんが今は大学生になり、小さい頃に通った情報館で興味を持った生き物の勉強をしていて、
ボランティア解説員として運営を手伝ってくれているという素敵なエピソードも伺いました。

「10年という月日の中で関わった人が少しでも,多摩川や鳥や生物の知識を深めるきっかけとして情報館がお役に立てているのかなと思うとうれしいです。」と前澤さんは話していました。

丸2ヶ月の休館中も平日は1Fのわかば事業所の皆さん、土日は解説員が来館して
通常通り、生きもののお世話をしていたのでみんな元気だったそうです。

こんちゅうコーナーには
休館中に餌をたくさん食べて太ってしまったというぽっちゃり気味のニホンアマガエルとアカハライモリの姿が!!

夏になるに連れて、生きものが沢山出てくるということで、
展示室にはカミキリムシやヒガシニホントカゲなどの多摩川で見られるいきものが増えて、にぎやかになっていました!


ナマズ

ニホンウナギがひょこりはんしています

 

クサガメとニホンイシガメ


このメダカは大きいですが、赤ちゃんも続々誕生しているそうです♪

クワガタも

7月に入ればカブトムシの展示も始める予定。

今後海洋プラスチック対策に向けたリーフレットの作成や、月替わりプログラムも開催予定。
7月のプログラムは「多摩川の植物で標本作り」だそうです。

展示室には他にも

標本

 

キジバトの巣

 

わかりやすい解説パネル

身近な生きものの展示がたくさん!!

学習室では情報館で作成した塗り絵を持って帰ることができます。

廊下では賞を取ったフォトコンテストの写真がずらり!

視線を落とすと、

調布市内でみられる動物の足跡が

夏の季節に調布市内のお散歩などで楽しめる植物や生きものとして、
オオヨシキリやコアジサシなどの夏鳥、
在来種のカワラサイコ、ノイバラ、クズなどの夏に咲く花、セミやバッタの鳴き声がおススメと伊藤さんに教えてもらいました♪

多摩川自然情報館の夏休み恒例の「情報館夏まつり」は、今年は人が集まることを避けるために残念ながら中止となりました。
しかし、小さいイベントとして「多摩川の魚類観察会」や「虫取り名人と昆虫採集」といった催しが開催予定です。
屋外で人数を制限しての実施となる予定で、募集のご案内は市報に掲載されるそうです。ぜひ、ご確認ください。

緊急事態宣言期間にお散歩が日課となり、身近な自然を再認識した方や
まだ遠出はできないけれどお子様と遊びながら学べ、気軽に立ち寄れる場所として地域の方に人気で、
多摩川自然情報館再開後は、「初めて来ました!」という方が増えているそうですよ。

 

そうそう、いきものプールをのぞいたら・・・

ヤゴの抜け殻を発見!!

私は見ただけでは抜け殻かどうかまったくわからなかったのですが、
解説員の伊藤さんはすぐに反応!解説をしてくださいました。

何でも答えてくださる解説員さんと館内を巡れば、さらに楽しめる事、間違いなしです!!
ぜひ、足を運んで身近な自然の仲間に触れてみてください♪

 

≪調布市多摩川自然情報館≫

住所 東京都調布市染地3-8-26

調布駅南口バスのりば4番「多摩川住宅西」 行(調45、46系統)に乗車、「桜堤通り」バス停下車、徒歩2分

 営業時間 9:00~17:00
開館日 毎日(年末年始、臨時休館日を除く)
入館料 無料
お問合せ 【平日】調布市環境部環境政策課
042-481-7086
【土日祝】多摩川自然情報館携帯電話
080-2087-9009
開館日 毎日(年末年始、臨時休館日を除く)
HP 調布市多摩川自然情報館 HP
ブログ 調布市多摩川自然情報館 解説員ブログ
HP 調布市多摩川自然情報館 Twitter
調布市のページ 【調布市多摩川自然情報館施設概要】

 

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