番組情報

午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:岡本祥子)

2020.05.12

こんにちは!火曜日レポーターの岡本祥子です!

今週も自宅から電話でレポートをしました♪

今週は「季節のお花だより♪」
今、見頃のお花について、深大寺のすぐ北側にある都立神代植物公園の広報の真山さん、飯村さんに
今日の午前中に伺った最新情報をお伝えしました。

 

都立神代植物公園は四季折々の自然の美しさを味わうことができる公園ですが、
ご存知のように新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月28日から休園が続いています。
休園中も職員の方が手塩にかけて園内の植物の手入れを続け、
例年と変わらずに季節の花々が見頃を迎えているそうです。
その中から、放送では5つご紹介しました。

 

① 「バラ(薔薇)」
例年のこの5月の風物詩と言えば、多くの方が楽しみにされている「春のバラフェスタ」ですが、
今年も5月7日~開催予定でしたが、残念ながら中止となりました。

しかし、バラ園では、いつ園が再開されても皆さんのお出迎えができるように、
赤、ピンク、白、オレンジ、黄色とおよそ400種、5200株のバラがいつものようにきれいに咲いています。

写真提供:都立神代植物公園

今日の咲き具合ですが、昨日、一昨日と気温が高かったせいか一気に蕾が開いて全体の8分咲き!
見頃を迎えています。

例えば

「モナ・リザ」
写真提供:都立神代植物公園

 

「パパ・メイアン」
写真提供:都立神代植物公園

 

「ブルー・ムーン」
写真提供:都立神代植物公園

 

「カトリーヌ・ドゥヌーブ」
写真提供:都立神代植物公園

 

神代植物公園にちなんだ名前を持つ真紅色の「クイーン・オブ・神代」も咲いています♪

「クイーン・オフ・神代」
写真提供:都立神代植物公園

 

野生種・オールドローズ園では
甘い紅茶の香りがする「デシュス・ド・ブラバン」。日本名:桜鏡が咲いています。

写真提供:都立神代植物公園

完全八重の盃状のバラで色はパールピンクですが、花が開くにつれて、
濃いピンクに色が変わっていくんだそうです。
春にしか咲かないつるバラも咲き始めています。

写真提供:都立神代植物公園

 

バラは春と秋と年2回咲きますが、春のバラのほうが花が大きく華やかなのが特徴です。
この休園中に見頃を迎えてしまい、残念に感じて方もご安心下さい。
今、咲き始めた花は一番花と言って、その花が散ってしまっても同じ株から二番花が咲いてきますので、
7月の始め頃まではきれいなバラを楽しむことができるそうです!!
その頃には事態が良くなっていることを祈るばかりですね。

 

② 「シャクナゲ(石楠花)」
しゃくなげ園に咲いている数十種類のシャクナゲが今、見頃を迎えています。
シャクナゲはツツジ科の花で、花の形はつつじによく似ていますが、花の付き方はだいぶ違います。
1つの枝の先に、いくつもの花がぐるりと周りを見渡すようにまあるく咲くのがシャクナゲの特徴です。
紅、桃、白、紫色等の大きな花房は独特の気品があり、欧米ではとても人気の高い花なんだそうですよ♪
ちなみにその気品さからか花言葉は「威厳・荘厳」。

今、しゃくなげ園で見頃を迎えた1つが「カルミア」というちょっと変わった白い花の品種。

写真提供:都立神代植物公園

花が花笠形で、さらに蕾は星形でつんつんしていて金平糖に似ていて、
「威厳」という花言葉がそぐわない、とってもかわいらしい品種です♪

 

③ 「シャクヤク(芍薬)」
シャクヤクは、ボタン科の植物で花も似ていますが、ボタンが落葉低木の「木」なのに対し、
シャクヤクは「多年草」ということで「草」という違いがあります。

神代植物公園では、ぼたん・しゃくやく園に、100 品種のシャクヤクが育てられていて、
今、見頃なのは早咲きの品種「スカーレット・オハラ」

写真提供:都立神代植物公園

真っ赤な花びらの中に黄色い雄しべがギュッと詰まった、一重で色のコントラストが見事な花。
他にも雄しべの形状が様々に花弁化したものなど見応えある花が多いそうです♪
全体的な見頃はこれから迎えます。

 

④ 「はなしょうぶ園」
本園から少し離れたところにある「水生植物園」の「はなしょうぶ園」では
青や紫、白と風情あるカキツバタ・あやめ・花菖蒲が咲き始めています。
このアヤメ科の花が咲き始めるとまた一つ、梅雨の季節に向けて進んでいることを感じますよね。
カキツバタの花言葉は「幸せは必ず来る」、あやめが「希望」、花菖蒲は「嬉しい知らせ・やさしさ」と、
今の状況を勇気づけてくれるようなお花ですね♪

 

⑤ 「ヒスイカズラ(翡翠葛)」
大温室の熱帯花木室のヒスイカズラはフィリピン原産のマメ科ツル性植物。
名前の通り、宝石の翡翠のような鮮やかな青緑色の花を咲かせます。

写真提供:都立神代植物公園

花は勾玉のような形をしていて、バナナが生るように何段の連なって房状に咲いてとっても神秘的。
毎年、楽しみにしているファンが多い花です。

現在は5房、開花中。
ヒスイカズの花言葉は「私を忘れないで」。
その言葉のように、まだ咲かない蕾の房が1つあるそう。

写真提供:都立神代植物公園

開花には少し時間がかかりそうなので、園の再開できる時期に間に合えばいいですね♪

 

休園してから1ヶ月半。
園内では、人がいないせいか、鳥たちが活発に生き生きとしていて、ウグイスのさえずりなどが盛んなんだそう。
鳥たちはいつもと違う園内で季節の移り変わりを楽しんでいるようですね。

 

神代植物公園のTwitterでは、休園中も季節の花の開花状況など園内の情報を写真付きで随時、発信中。
今日紹介しきれなかった花などもたくさん見られますので、ぜひご覧ください♪
合わせて、東京都公園協会のHP「公園へ行こう」の神代植物公園のページの情報もご確認ください。

 

≪都立神代植物公園≫

都立神代植物公園HP https://www.tokyo-park.or.jp/jindai/
Twitter https://twitter.com/ParksJindai/
休 業 期 間 2020年3月28日~当面の間
※再開の予定がわかり次第、HPでご案内します
 電 話 番 号 042-483-2300
園からのメッセージ 今は厳しい時期ですが、
みんなでしっかり乗り切れるように過ごしていきましょう。
神代植物公園では、いつでも開園できるように準備をしてお待ちしています。

いつもと変わらない季節のお花の話を聞くと、ほっとしますね♪
いつもの5月のように、神代植物公園での散策やお花の鑑賞は今は叶いませんが
園が早く再開できる日を願って、もうしばらくの間、おうち時間を工夫しながら過ごしていきましょう♪

 


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