番組情報

午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:岡本祥子)

2020.05.05

こんにちは!火曜日レポーターの岡本祥子です!

今週も電話でレポートをしました。
この後が雨になるのが、信じられないようないいお天気です♪

GWも後半。今日は「こどもの日」。我が家も鎧兜を飾り、外にはこいのぼりをあげています。


今年はいつもと違った「こどもの日」を迎えていますよね。

今週は「外出自粛期間中の子育て」をテーマに
調布市を中心に親子の「地域で子育て」を応援する、子育て支援活動を行っている
ゆらさんに事前にお話を伺いました。

ゆらさんは「otokoto(オトコト)」という名前で、調布市、世田谷区、狛江市周辺の方に向けて
地域で楽しく子育てできるように産後ママの仲間づくりを目的としたサークル活動と、
ことばや社会性がぐんと伸びる時期の親子遊びを応援する遊びの会を軸に活動されています。

公認心理師であり臨床心理士でもあるゆらさんは、
普段は発達専門クリニックや乳幼児健診で子育てや発達の相談にのったり、保育園・幼稚園を巡回して
保育士と一緒によりよい保育を考える仕事もされています。

そんな中で相談に来る方から「困ってはいたけど相談するほどかわからなくて健診の機会を待っていた」「どこに相談していいかわからなかった」「もっと早く気軽に話してみればよかった」という声を耳にすることが多く、
もっとママに近いところで必要な情報を発信したいと3年前から地域の子育て支援活動を始められたそうです。

現在は新型コロナウイルス流行により、対面での活動はお休みされていますが、
地元地域とのつながりを活かしてブログやInstagram,TwitterなどのSNSで
積極的に子育てに役立つ情報を発信されています。

また「全国休校要請」の直後には、近隣の子育て支援者に声をかけ、オンラインによる親子イベントを開催されました。
3月第1週、第2週の2週間、
昼間の時間帯に、親子ふれあい遊びや親子ヨガ、家でできる工作や遊びの講座など、
夜の時間帯に子どもを寝かせて大人だけでおしゃべりできる座談会と
毎日無料で開催され、全部で18イベント、参加者は全国からのべ767人に上りました。
私(岡本)も支援メンバーの一人として講座を担当したり、子どもと一緒に参加したりしました♪

 

ゆらさんにオンラインコラボイベントをすぐ始めた理由を伺いました。
「全国休校要請を受けて、地域の児童館や子育てひろば、イベントが一斉に中止となり、ママや子どもたちは行き場を失いました。この少し前から、外出せずに自宅でも楽しめるオンラインイベントを探してはSNSで発信していましたが、まだママたちの不安を埋めるほどの数はありませんでした。1,2ヶ月経てばオンラインイベントも盛んになると予想できましたが、それでは遅いと思い、自ら子育て支援仲間に声をかけて開催することにしました。」
今回のように急激な不安に襲われた時、どれだけ迅速に対応できるかが重要だとゆらさんは言います。
最も不安を強く感じているその時に「家の中でも子どもと愉しめるものがいろいろある」「明日のイベントを楽しみに今日を過ごそう」ということを伝えたかったそうです。このイベントをきっかけに、オンライン未経験だったり、パソコンやスマホを子供に見せることに抵抗があったりした方も、子育てにオンラインをうまく取り入れられるようになってくれたら嬉しい、と話されていました。
私(岡本)も初めましてのお母さんや赤ちゃん、お子さんに向けておもちゃ作りを担当しました♪
画面越しですが、目の前で一緒に作って、楽しそうに遊んでいる姿を見られて、一方的ではなくコミュニケーションがとれる双方向のつながりは、こんな時だからこそ大切だと感じました。

 

昨日、緊急事態宣言が今月末まで延長されました。
ゆらさんに外出自粛期間が長引く中で気を付けたい事を伺いました。
『人間がストレスに耐えられるのは「3ヶ月」と言われているそう。なんとかstayhomeの中で
楽しめることを考え過ごしていても、やはりこれまでと環境が違うことは大きなストレスに変わりありません。
まずは自分がストレス状態にあると気づいてあげることが大切です。
「呼吸が浅くなっている」「肩に力が入っている」といった身体の調子、「イライラしやすい」「情報に過敏になっている」「今まで楽しかったことに興味がわかない」といったこころの調子に目を向けてみてください。』
とのことです。
さらに、今、公的機関や専門機関もこれまでのように機能できていないため、
夫婦関係が良好でない方、いら立ちが子どもに向かってしまう方、
家庭が安全とはいえない方が外に助けを求めにくい状態にあることが心配だそうです。
また適度に息抜きをしながら毎日頑張ってきた子育てが、ストレス発散の場を失い、
息詰まる方も多いのではないかと心配しているそうです。

こんな時こそママ同士で「元気?」とお互いメールしあい、「ひとりじゃないよ」「いつでも連絡取れるよ」とつながりあってほしいと話されていました。

 

今の生活に前向きになれない…という方に向けて、簡単なワークを教えてもらいました!!
紙とペンがあればすぐにできます。みなさんも一緒にやってみてください♪

紙を半分に折り、片側に今我慢していることやできないと感じていることを思いつく限り書き出してみます。
3分、など時間制限の中でやってみましょう。

少し眺めて、自分がやりたいと感じていることや、これまで当たり前にできていたことを確認してみましょう。

次に、残りの半分に「この生活だからこそできたこと、気づいたこと」を書き出してみます。
例えば、家族で過ごすことが増えた、いつもより家の掃除ができた、料理の腕が上がった、
体調管理に目が向くようになった、子どもの成長に立ち会えた…など。
先ほどと同じ制限時間内で思いつく限り書くようにします。

終了したら、①と③を見比べてみましょう。
まず、
・我慢していることを思い切り書き出すことで、一度「放す(リリースする)」とすっきりします!
・また時間制限のある中で、物事の良い点・悪い点を意識的に見ることで、脳が活性化されます。

「外食ができない…でも料理の腕が上がった」「一人の時間がない…でも家族の仲が深まった」
など裏表になる項目もあったのではないでしょうか?

私もワークを実践してみました。

自分の本当に大切にしたいことや価値観を見直すことのできる時間として、
またお子さんのいる方は時間に追われず子供と過ごせるボーナスタイムとして、
このstayhome期間をうまく使ってみてください♪とゆらさんは話していました。

 

ゆらさんが今、気がかりなのは、子どもたちの発達だそうです。人との接触が極端に減り、
家族以外の人や同年齢の友だちとのやり取りをする機会が失われた状態です。
1ヶ月1ヶ月が大切な子どもの発達にどのように影響していくのかが気がかりなんだそうです。

otokotoではGW明けからオンラインで子育て支援活動を再開。
0~1歳親子向けの「子育ちサークルばおばぶmini」と、休園中の2~6歳向けの「オンラインおうちえん」で、
どちらも参加者同士がお互いにコミュニケーションを取り合うことを大切にした内容だそうです。

「otokoto」の活動詳細やお申し込み方法は、ブログやInstagramなどの各種SNSをご覧ください。

 

《 0・1・2・3歳親子の地域で子育てを応援!「otokoto」》

活動地域 調布市・世田谷区・狛江市周辺
活動内容 調布市、世田谷区、狛江市周辺の0~3歳親子の「地域で子育て」を応援する子育て支援活動。
産後8ヶ月までの子育て仲間をつくる「子育ちサークルばおばぶ」、
1歳前後のことばやコミュニケーションをのばす「親子遊びグループぐるんぱ」、
全年齢対象の親子で楽しめるイベント等を開催。
ブログ http://ameblo.jp/otokoto-info
Instagram https://www.instagram.com/otokoto.info/
Twitter https://twitter.com/otokoto_info
Facebook 音とことばの親子教室~otokoto~
LINE公式アカウント https://lin.ee/6IBQptM
(お問合せはコチラから)
代表のゆらさんからの
メッセージ
今は、だれも経験のないことが起こっていると思います。
私自身も子育てをしながら、常に選択に悩み迷いながら過ごしています。
そのような中、市民の生活のために働き続けて下さる方や最前線で治療にあたってくださっている医療機関の方々に感謝し、
今は自分のできる形で貢献していこうと思っています。

今年のGW「ステイホーム週間」も後半です。
緊急事態宣言が延長され、不安な日々が続きますが、
ゆらさんに教えていただいたワークで、我慢していることを思い切り書き出し一度リリースしてみましょう!!
すっきりしますよ♪

毎週繰り返しになりますが、私たちが今できることは「おうちで過ごすこと」。
その一助になれるようなレポートを心がけています。

また来週、お耳にかかりましょう?。

 

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