2004/12/05(日)ハッピーチャンネル☆レポーター;市川涼子
- 2004.12.05

☆ バイオリン無鑑査マスターメーカー
陳昌鉉氏インタビュー ☆
先日11/27(土)フジTV系で放送された、ドラマ『海峡を渡るバイオリン』の主人公のモデルともなった、アメリカ国際コンクール無鑑査マスターメーカー制作家の 陳昌鉉さんに会いにゆくため、陳さんのバイオリン工房@仙川 に伺いました!!
私は原作(出版元:河出書房)の本も読んでいたのですが、実際にあった陳さんは想像以上にザ・職人!という感じそのものの方で、バイオリンの話となると、1つの質問から100倍になって答えが返ってくる位、熱いお人柄でした。そばにいた奥様、息子さんもとっても暖かい方たちでした。(取材先から駅までの送り迎えまでしていただいて、、恐縮です)
またインタビューを終えた後も、今回のドラマ制作の裏話から、陳さんがバックパッカーとして70歳で南米に渡った話、今、話題になっているNEET世代の人たちについて、彼らも好きな事を見つけてそれに打ち込み、信じて進んでいけばきっと何か見つかるんだという話などなど、話題は多岐にのぼりました。
ところで、陳さんの製作するバイオリンは全て、手作りということで、一台完成するには半年かかるそうです。また、工房では、制作以外にも、バイオリンの修理も受け付けています。初めての方でも引き受けてくださるそうですよ。
今回、陳さんのところに伺った際には、近頃取材で忙しい日々を送って、工房での仕事になかなか時間をとることができないという中、親切に対応していただきました。また、私がレポータはもちろん、声の仕事で食べていきたい夢を語ると、『好きなものを信じて続けていきなさい。きっといい話手になれるから、あなたならできます』という励ましの言葉もいただき、涙が出るほど嬉しかったです。陳さん私も頑張りますよ~!!
好きなものを信じて進むこと、簡単でいてなかなか難しいことだけど、ちょっとでも多くの人がそんな人生を送ることができるといいですよね☆