2005/02/26(土)ラジオボンバー(レポーター:西 達彦)
- 2005.02.26


イベント:「調布市立図書館自然観察会
~冬の多摩川・野草と野鳥~」
日時:平成17年2月26日(土) 10:00~12:00
場所:多摩川河川敷(京王多摩川駅から市民プールの取水堰付近)
4年前から年に3回のペースで行われている自然観察会です。もともと
1月15日に予定されていましたが、雨天延期で今日行われました。
図書館では、「図鑑の見方を勉強しましょう」という趣旨でこの自然
観察会を企画しました。しかし、実際には「ある程度基本的な知識が
ないと、図鑑を見ても何が何やら分かりません(先生談)」という
ことで、まずは実物を見ましょう、という趣旨で開催されています。
今は春を前にした時期ですので、花や紅葉などの派手なものは見られ
ませんが、それでも植物はしっかりと冬を越す準備をしています。
例えば、ロゼッタ葉(地面に張り付いている葉)で冬を越す植物。
写真のヘラオオバコはその典型です。
もう一つの写真は何だか分かりますか?
花がないと何だか分かりませんが、秋のお彼岸の時期に花が咲く…
と言えばヒガンバナだと分かりますよね。私たちは花が咲く時期だけ
植物に目を奪われますが、それ以外の時期にも、植物は生きています。
華やかな季節を前にして、生き物の力強さを感じました。