2006/01/20(土)C’sサタデー街角レポート(レポーター:中嶋優紀子)
- 2007.01.20



☆調布市郷土博物館移動展「京王線が通った!」☆
ゆ、雪が降っていますっ!!私にとっては雪は降っているのを見るのは今年初です♪レポートの日に初雪!ちょっといいことがあるかもーと思いながら今日は調布市西部公民館にお邪魔しました。
こちらの調布市西部公民館では1月30日まで調布市郷土博物館による移動展「京王線が通った!」が開催されています。
調布市郷土博物館の学芸員の金井さんにお話をお伺いしました。
会場には市民の皆様からの提供による大正年代の写真をパネルにして解説つきで展示してあります。
大正2(1913)年、笹塚~調布間に京王電気軌道が開通。これが現在の京王線になるのです。
当時の調布駅は今より位置が少しずれていまして、現在の調布銀座と呼ばれ親しまれている場所が調布駅だったのです(@w@)へぇ~!
この京王線が開通した事に伴い、人々の生活は大きく変化していきます。まず、沿線地域には電灯がともり、電力が供給されることになります。
また、都心部と調布の距離が縮まり、深大寺を始めとした調布地域が身近な行楽地となりました。
多摩川付近での鮎漁の時期には屋形船が出たり、鉄道運賃が割引になるサービスも行われていたそうです。
さらに現在、競輪場として有名な『京王閣』、こちらは昔は親子で泊まって遊べる、温泉付きテーマパークだったんです☆皆さん知ってました???
京王線にまつわるお話も大変興味深いのですが、何より展示されているパネルが最高です!京王線って一両しかなくって、しかもホームも路面電車のように低いんです。階段一段分くらいしかないのです。
また、仙川や多摩川などお馴染みの街並みの写真もあって、こんな町だったの!?とか、森だったのね~(笑)とか、発見が一杯です!ますます京王線と調布の街がすきになるこの展示会、ぜひ足をお運びください(^^)
★調布市郷土博物館移動展「京王線が通った!」★
場所:調布市西部公民館 調布市上石原3-21-6
お問合せ:042-484-2531
期間:1月11日(木)~30日(火) 月曜日休館日
9:00~21:00
主催:調布市郷土博物館042-481-7656