2003/11/25 OA 丸ごとFC東京
- 2003.11.28
毎週火曜 夜10:00から30分間お届けしているFC東京の応援番組
「まるごとFC東京」聞き逃してしまった方、電波が届かず聞けない方
どうぞご覧下さい。今回は久し振りに選手の試合後のインタビュー
そして、朝日マンに聞け!でG裏の心情を語ってもらっています。
●試合後の選手のインタビュー
○阿部吉朗選手
〈自身の得点について〉
「ケリ-がいいボールを上げてくれたので。その前に一本アマラオの落としも
あったんですけど。いい所に走ったと思います。」
〈試合の結果を振り返って〉
「みんな一生懸命に頑張っていたし、どうしても勝ちたいと思っていたので
一生懸命やった結果がこれですから仕方ないですね。」
〈この後の気持ちの切り替えは?〉
「まだ終わってないし、これからどう戦うかだと思うので
ここから頑張りたいと思います」
○アマラオ選手
〈試合後サポーターに挨拶をしながら何を思っていましたか?〉
「本当に自分が11年間働いて来て、チームで貢献してきたことが改めて
間違ってなかったと思ってますし満足しています。
今日もたくさんのファンに来て頂きました。
私達も年々上達してきましたしファンのみなさんも増えてきた訳ですが、
唯一足りないものと言えば、タイトルを取らなくてはいけないという事です。
タイトルをとればまたファン(の規模)も大きくなると思っていますので
タイトル争いは必要です。今私達に(タイトルを取る)力はあると思って
いますし、この先近いうちにタイトルが取れると信じています。」
●朝日マンに聞け! 朝日マンこと植田朝日(朝日)/藤田京子(藤田)
藤田:ホーム最終戦のヴェルディ戦について聞いておきたいんですが。
朝日:もう、やられちゃったね。完全に。
試合前から東京対ヴェルディ戦は、ダービーって言われながら
ダービーの雰囲気ないわけですよ。
いつも一方的にFC東京のサポーターが多いしね。
でも、今回はアマラオの発表があった後だけにね、すごく気合いを
入れようということで、僕らいろいろ仕掛けました。
藤田:花火ね!
朝日:花火もそうなんだけど、もっといろいろ仕掛けててね。
実はいつも味スタでさ、よそのサポーターに逆のゴール裏を全部明け渡す
訳じゃない。でも、ヴェルディファンと小競り合いなんかあったりすれば
すごく狭い所に押し込めることが出来るんではないかと考えて、
1週間前のヴェルディ戦の時に東京のサポーターがヴェルディファンを
いじりに行ったりだとかしたの。ホントはいけない話しなんだけど。(笑い)
藤田:仕掛けは充分だったわけですね。
朝日:そういうことで、(当日ヴェルディファンを)狭い席に追い込むことに成功
しました。そして、更にヴェルディってのは親会社が4チャンネルじゃない。
そこに「ズームイン朝」って番組あるんですよ。
藤田:ふっ、ふっ(笑い)
朝日:ダービーの朝に東京(サポーター)20人ぐらい行って(番組を)
ジャックして来ました。(笑い)
そんなことまでして、朝までいて疲れちゃって、午後3時10分に起きて
「やべっ!」ってことで4時キックオフに間に合うように行ったら
もう、うちの若い子達は花火上げちゃったりだとか、やりたい放題。
藤田:小旗もみんな振っていましたよね。
朝日:あれも僕らで500本作って、準備万端だったんだけどね。
後は試合勝つだけって感じでさ。
阿部ちゃんのゴールもあって逃げ切るかと思ったら、やられましたよ。
藤田:力が入り過ぎて、堅くなっちゃたのかな?
朝日:ヴェルディの飯尾君、僕(彼が)中学生の時から可愛がってる子でね
点決めたあと試合終わって、即行電話かかってきて
「朝日君ごめんなさい、ホントごめんなさい。」ってすごい謝るの。
勝負ごとだからしょうがねぇじゃん、って思うんだけど、
決めた相手選手が「ごめんなさい」って言う雰囲気が味スタにはあった
らしい。
藤田:飯尾選手コメントでも「ディフェンダーがクリアするボールがその
ままだったので思わず蹴っていいのかなと思いながら蹴ってしまい
ました」とありましたよ。
朝日:そんなこと言ったんだあいつ。
それとね、その後東京のM庭選手いるじゃん。誰って特定するとまずい
んだけれども(笑い)「あれ、僕のミスと思われているけど、ジャーン
カブりましたよ」ってあいつ俺に言ってたけどね。
藤田:あそこで足が止まってたら、優勝は無理なのかなって気がしちゃいました。
朝日:でもね、今季は年間5位っていう当初の僕らが言ってる目標には
レイソル戦頑張れば(可能性)あるし、それよりも今シーズン優勝争いにね
ファーストステージもセカンドステージも絡めて、こんなシーズン無いわけ
ですよ。
だから、(ヴェルディ戦終了後)選手皆にありがとうって気持ちで
送り出さなきゃいけないんだけれども、それ以上にアマラオっていう僕らの
キングがいたから、試合終わった後アマラオに声援が集中しちゃってね。
他の選手には悪いと思ったけど、(他の)選手も分かってくれると
思うんだよね。
藤田:ということで、柏レイソル戦は?
朝日:レイソル戦は、ホントにアマちゃんが最後にゴール決めて欲しいなっていう
ことだね。
(ひと呼吸おいてから、ぽそりと語りはじめる)
ホントのホントの話しするとね、東京は優勝争いする予定だったですよ。
優勝争いしたら、やっぱり試合時間が後でやればやるほど得な訳じゃない。
これは「何対何で(得点)入ってどうだ」「0-1でOKなのか」
「2-1でOKなのか」とかそういうの10分でも余裕があると考えられるのね。
それをさせない為にJリーグっていうのは、すべて2時からキックオフって
定めたのね。もし、優勝争いしてればそれをずらす為にね
ハーフタイムに紙吹雪きばんばん投げたりして、清掃の時間で5分ぐらい
ずらして東京が有利に試合進めるように俺らの中では考えていたんだよね。
藤田:そんないろんな作戦たててたんだ。
朝日:全部怒られることだけどね。(笑い)
でも、それぐらいのことしてもチームの力になりたいしチームとともに
戦いたいってね。(思ってた)きれいごとって言われるかもしれないけど
ほんとそのぐらいしか、チームに対しては力になれないと思ってるから。
藤田:(しみじみ)今週の朝日マンはいいことばっかり言ってる!
朝日:来週はリーグ終わっての(締めくくりの)話ししましょう。
どうもでした!
ヴェルディ戦の後、涙した人は少なくなかったはずです。
さぁ、気をもう一度引き締めて柏に乗り込みましょう。
今季の集大成を実感しに。
みなさん、是非思いのたけをメール、FAX、おはがき等でお送り下さい。
お待ちしています。
番組スタッフ一同
<お詫び>
今回の放送の中で、試合の応援方法に関する発言で、
一部、誤解を招きかねない表現がありました。大変申し訳ありませんでした。
決してJリーグの観戦ルールを蔑ろにする意図はありません。