~馬の耳新聞 2003年6月15日号~ それでも馬耳東風 袴田荘之介
- 2003.06.15
人生とは、選択肢の連続である -ソクラテスー
あ、嘘ですよ。でも、こう書くと本当っぽいでしょ。
人生とは、選択肢の連続である -ハカマダー
これが正解です。
結婚であるとか、就職であるとか、人生の大きな岐路に立ったときに人は選択しなければいけません。しかし、そうは言っても人生そうそう大きな選択肢ばかりでもないですよね。
プチ選択肢がいっぱいあると思うんだ。
大きな選択肢は、まぁ、友人なり恩師なり家族なりに胸を張って相談すればいい。相手も親身になって聞いてくれるし、そういった意見を参考にして最終的には自分で決めればいいと思う。
ただ、人に相談するまでもないちょっとした選択肢、つまり「プチ選択肢」について今日は考えてみたいと思います。
最近悩んでいるのはこういった場合です。
「コンビニのレジを双子がそれぞれ打っている場合、どちらに行けばいいのか」
や、本当にあるんです。
会社帰りにたまたま入ったコンビニで明らかに双子の兄弟が働いていて、それが面白くて常連になったんですけど、毎回どっちにレジ打ってもらおうか悩んでいます。
これが、例えば一人が可愛い女の子で、もう一人がおじちゃんだったらあまり悩まなくてすみます。
おじちゃんには悪いけど、一応健全な20代男子は女の子のレジに行きますよね。
しかし困った。双子だ。右のレジも左のレジも同じ顔です。
右に行けば、左の子は怒るかもしれない。
「オレのレジさばきがそんなに気に入らんのか!」と。
左に行けば、右の子は嘆くかもしれない。
「オレのレジに何が足りないのだろう」と。
2台のレジの前で揺れる俺の心。
本当は叫びたい。
「二人とも好きなの!、一人なんて選べないっ!」
はっきり申し上げます。
今にして「タッチ」の南ちゃんの心境がわかりました。
ま、それは嘘ですけど、毎回迷うんですよねぇ。で、いつも適当に右と左を使い分けていますけど、本当に迷う。南のこの気持ちは双子に届いているんでしょうか。実際に届いても、南、困っちゃうけど。
ちなみにその後、そのコンビニで働いている女の子の名札プレートを何気なく見たら、双子の名字と同じでした。なんで双子でバイト先まで一緒なのか不思議でしたが、おそらくそこは家族経営のコンビニと思われます。妹さんかお姉さんなんでしょうね。なんだか、益々そのコンビニのファンになりました。
南、これからも応援するから、いつか双子のどっちかに甲子園に連れてってもらいたいな。
6月22日(日)の「それでも馬耳東風」は・・・
メッセージTM「体力に自信があります or 体力に自信がありません」
リクエストTM「myなつかしソング」
で、お送りする予定です。
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