~馬の耳新聞 2003年6月4日号~ それでも馬耳東風 袴田荘之介
- 2003.06.04
みなさん、こんにちは。袴田です。
最近は週末の天気がすっきりしません。自転車通勤をしている身にとっては、自転車をお休みする格好の口実になってしまって、非常に良くありません。
しかし2週間ほど前、雨がちょっと降っている状況で自転車に乗って会社に向かいました。
片手には傘をささずに持っていて、ちょっと危ないかなぁと思っていたんですが、まぁ大丈夫だろうと思って、チャリチャリ自転車を進めていたわけです。
しかし自転車と傘。これほど相性の悪いものもなかなかないですね。自転車乗りながら傘をさすのも大変だし、かといって手に持っての運転も非常に危険です。サドルの下に傘を差し込んでいる人もいますが、あれって傘のためのスペースじゃないですからね。傘の先っぽがペダルに引っかかったりして、もう本当にヤになります。
ええい、傘め。なんてことを思いながら黙って運転していたら、現在工事中の三鷹通り深大寺五叉路付近ですっ転んでしまいました。
傘が前輪の間に入ってしまって、急ブレーキがかかってしまったんですな。
ぶわっと、豪快に1回転です。
みなさん、最近転んでます? 地面がぐわっと迫ってくる感覚っていうんですか、あ、手をつかなくちゃみたいなこと、覚えていますか? いやぁ、子どものころの「転んだ記憶」がたくさんよみがえって来ましたよ。
血も出ましたし、胸も打撲です。しばらくうずくまりながら、なんだか本当に寂しい気持ちになりました。
「嗚呼、ハカマダ27歳男子、見事にすっ転んじまったなぁ」
という感じです。
まぁ、いつまでも27歳男子がうずくまっているのもみっともないので、「よいしょ」なんて言いながら起き上がりましたが、傘は折れるし自転車のかごは変形するしで、もう最悪の通勤でした。
「21世紀初頭、27歳男子、自転車で転ぶ」
こう書いたところでまったく何の解決にもなりませんが、ちょっとだけ歴史上の出来事みたいで気が晴れそうだったので、急に思いついて書いてみました。
しかし21世紀初頭、自転車と傘の相性は未だよくありません。今も胸の打撲は続いています。22世紀はどうなるんでしょう。両者の関係改善に期待したいところです。
6月8日(日)の「それでも馬耳東風」(13:00~15:50)
メッセージTM 「この酒が好きだ!」
リクエストTM 「お酒に合う曲!」
で、お送りする予定です。
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お待ちしています。