R.D.Radio Do~山本慶一~3月31日 『BACK UP AGAINST THE WALL』編
- 2001.04.06
※今回は特別長くなってしまいました。そのつもりでよんでくださいね。
BY スナフキン
「さらばシベリア鉄道、さらばRD・・・」
「な~に言ってんだ? ジェット?」
「何って、知らねーのかスパイク?」
「だから、なんだってんだよ!」
「このコラムにおれたちが登場するのは今回が最後かも知れねーんだよっ!」
「なにっ! そんなの聞いてねーぞ! ふざけんじゃねー・・・っよ!」
「うぐ・・・ぐ、ぐるじい・・・・・・」
「・・・んっ? すまんすまん。ジェット、大丈夫か? つい取り乱しちまった。」
「げほ・・げほっ! はー、助かったか・・・・・・。『すまんすまん』じゃねーよ!
この野郎、首締めやがって!」
「悪い悪い。・・・しかし太い首だな、腕に力が入らねーや。」
「何言ってやがんだ! もうちょっとで殺されるところだったぜ。」
「だから謝ってんだろうが! しつけーな!」
「今度は逆ギレか? キレるんなら相手が違うだろ! すべての元凶はスナフキンの
野郎だ!」
「そうだった。しかし人生『一寸先は闇』だな。何が起こるかわからねー。RDの仕事
がなくなると・・・金はない、食い物もない、まるで“無人島”のような生活が待っ
てるだけだな・・・。おまけに一緒にいるのは髭面のむさくるしい男ときたもんだ。
・・・とほほ。」
「その『“無人島”に持っていきたいアルバムは何だ?』 というのがあったな?
スパイク、おまえなら何を持っていく?」
「決まってんだろ。 『アルバム』という名の“ドラえもん”だ。」
バキッ!
「痛ってーなー! ジェット! なにも殴ることねーだろうが!」
「さっきのお返しだ! 真面目にやれってんだ。」
「わかったよ。・・・ぽくぽくぽく・・・」
(どうでもいいけど『ぽくぽくぽく』って文字にしたらやけに可笑しくて、一人で
コラム打ちながら笑いが止まらなくなっちゃいましたよ=スナフキン)
「何してんだ? スパイク?」
「見りゃーわかるだろうが? 『とんちんかんちん一休さん』だ。」
「ふ~・・・聞いたおれがバカだったよ。さて、バカは放っておいてRDだ。
スナフキンの“無人島レコード”はボウイの『ジギー・スターダスト』らしいが、
あれは通称で、本当は
『THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS』
っていうんだよな。確かに無人島にいたらジギーみたいなのがどっかの惑星から
やってきて、助けてくれねーかななんて思いそうだな。そういう意味じゃ、
“ドラえもん”もあながち捨てたもんじゃねーか!? いや“アルバム”って
言ってんじゃねーか・・・」
「チ~ン! 決めたっ! おれは『BEBOP』のサントラにするぜ!」
「やっぱりそうきたか。そりゃそうだよな。しかし『BEBOP』だけじゃ読んでる人
にわからねーな。『BEBOP』とは『COWBOY BEBOP』というアニメー
ションのことだ。スナフキンの奴が好きでな。『RD BEBOP』ってコラムのタ
イトルはここから拝借させてもらったらしいな。それにおれたち、このジェット・
ブラック様とスパイク・スピーゲルもその登場人物ってーわけだ。
もし、機会があったらビデオでも観てくれ。レンタルにあるからな。」
「そうそう、ビデオと言えば次回からまた『シネマ・クラブ』が復活するらしいぜ。
ジェット知ってたか?」
「ああ、それになんて言ったかな?・・・そうだ! 『AtoZ』とかなんとか言う
コーナーもできるらしいぜ。」
「なんだ? そりゃ? 子供じゃねーんだからよ、アルファベットはねーだろーが。
スパイク様に向かって失礼じゃねーか! だいたいおれ様は<火星>生まれだっ!!
・・・???
もしかして・・・おれが『ジギー』か?」
「おまえはスパイク・スピーゲルだって言ってんだろうがっ! おまえが『ジギー』
だったらおれは一体何なんだよ!」
「差し詰め“試作品で失敗したドラえもん”てところかな!? いや、ジェット・
ブラックだから“クロえもん”だな。腹黒いジェットにはピッタリだぜ。」
「“クロえもん”でも“ウタえもん”でも、もう何でも好きにしてくれ。とにかく今日
で出番が終わりかも知れねーからな、言うことだけは全部言って終わらねーとな。」
「・・・ぽくぽくぽく・・・」
「またかよっ!! その『とんちんかんちん・・・』はやめろってんだ!→
(わたしもやめてほしい! これが出てくると笑っちゃって先に進めなくなる!)
→おまえが一休さんだったらおれは“新右ェ門さん”になっちまうだろーがっ!
おれたちはアニメじゃねーんだぞっ! ・・・ん? アニメか!? あ~、もう何が
なんだか分からなくなってきた! それで? 今度は何なんだよ?」
「・・・クー・・・スカー・・・・・」
「寝てんじゃねえよ!」
「チーン! おいジェット、いいこと思いついたぞ!」
「おまえ今寝てたじゃねーか!」
「バカ言うな。 『敵意を抱くならまず味方から』ってな。」
「それを言うなら『敵を欺くにはまず味方から』だろ!」
「ま、それはいいとしてだ、 今回でおれたち最後かも知れねーんだろ?
そこでな、こういうのはどうだ?」
「ん?」
「スパイクとジェットがだめなら次回からは“島大介”と“徳川機関長”(※)の
BEBOPっていうのはどうだ?」
「そりゃ名前を変えただけだろうが。」
「なんなら“ホセ・メンドーサ”と“マンモス西”(※)でもいいぞ。それでも気にいら
なければ“花形満”と左門豊作”(※)でどうだっ!」
「で? どっちが“花形満”なんだ?」
「決まってるだろうが。・・・ジェットは“八幡先輩”(※)だ。」
「!!」
(※)わかる人にはわかりますよね。
さて次回から二人はどうなるのでしょうか?
・・・ぽくぽくぽく・・・(笑)