馬の耳新聞 Vol.4 ~それでも馬耳東風 袴田荘之介~
- 2000.12.23
寒い中、急に暖かくなったりしてもう何が何やらわかりませんね。
でも冬に暖かいと「暖冬なんですかねぇ」としたり顔で言うのにも、もうなれましたな。電車の中でそれほど親しくない間柄の人と交す「暖冬なんですかねぇ」はほのぼのしています。天気の話だからプライベートに突っ込んでくるわけでもないし、きっと「差し障りのない話」なんですね。
僕も「ああ、この人達は差し障りのない話をしているな」としみじみ思います。しみじみついでに「温暖化現象って本当ですね」と会話に加わりたくすらなる。天気の話は人類共通の宝です。主に親しくない間柄での。感心します。
それはそうと、カジノだ。
あ、今話題が飛びましたか?
カジノ。スロットマシン、ブラックジャック、ルーレットのほら、カジノ。
バニーのおねーちゃんがドリンクを持ってきてくれたり、葉巻をくわえたリッチなおじちゃんが美人をつれてガハガハ笑ってたりする、ほら、あの、カジノ。あんまり勝ちすぎると、別室に連れてかれたりして、怖いお兄さんが出てくる、ほら、ね、あのカジノですよ。
や、カジノ行ったんスよ。
天気の話から話題をピューンと飛ばしても、これだけは言いたかったんですね。
でさ、すごいぞ、カジノ。
僕が行ったのは横浜のホテルのパーティーなんだけど、その一角にカジノコーナーがあった。コーナーといってもかなり大々的な場所で、それこそルーレットからブラックジャック、大小もあったな。わりと本格的。
誤解のないように行っておくと、お金はかけてません。「ジョーク銀行券」という本当にトホホな券がパーティー参加者1人につき「2000ドル」支給されまして、そいつを元手にギャンブルをするわけです。見事増えるとワインだとかお食事券だとかがもらえるという趣向だったんですな。
僕はブラックジャックに全てつぎこみまして、あっという間にオケラだったんですが、それでも楽しかった。ビバ、カジノ!
ハカマダは凝り性なんで、現金でなくて本当によかったとも思いましたが、非現実的なカジノ空間で、他の参加者もみんなハイ状態。あれはいいな。
それはそうとバニーだ。
あ、今話題飛びましたか?
ほら、うさぎの恰好をしたおねえさんの、ね? バニー。
あみタイツのさ、バニー。
おお、今度は話題飛んでないですね。大丈夫。
さすがカジノ。バニーがわんさといました。よく考えたら、僕はじめてだったんです、生バニーを見るの。
感動しました。最初は平気な顔してるんですよ。でもダメだね。バニーの足がこれでもかこれでもかと目に飛び込んでくる。思わずニコニコしちゃいました。ドリンク頼んじゃったりしてさ、もうニコニコ。正直バニーがこれほどとは思わなかった。カジノ最高デス。また行きたいなぁ。
☆12月24日(日)の馬耳東風のテーマは「クリスマス ブラック or ホワイト」です。クリスマスの悪い思い出、良い思い出や今年のクリスマスの予定などを募集します。
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