『RADIO DO BEBOP』 R.D.ラシ゛オDo 山本慶一
- 2000.12.13
12月9日「゛B”MOVIE BOX CAR BLUES」編
「ようスパイク、先週のRDだがな、いきなりシ゛ョンの『GOD』で始めやがったな。」
「ああ、まあ順当だろうな。2曲目は確かヒ゛ーチホ゛ーイス゛だったな。番組の頭が少し重かったからこれでバランスをとったってことだろうな。それはともかく、腹が減ったな。飯はまだかいジエット。」
「今やってるよ、もうちょい待ちな。そういやー、スタイル・カウンシルのマイ・エハ゛ー・・・何とかって・・・」
「マイ・エハ゛ー・チェインシ゛ンク゛・ムース゛だろ。」
「そう、それだ。あれはなかなかいいなー」
「そういやー、あの曲はシンク゛ルとアルハ゛ム・ハ゛ーシ゛ョンで曲の早さが違うらしいぜ。俺の聴いたところあの時のはアルハ゛ム・ハ゛ーシ゛ョンだな。その方がゆったりしているからいいって奴が言ってたしな。」
「なるほどな。奴も細かいところまで一応考えてるんだな。ところで、俺のつかんだ極秘情報によるとなんでも9時台の最後にもう一曲本当は流したかったってことだせ。」
「ほー、それじゃあきっと奴のことだシネマ・クラフ゛で長話をし過ぎたんだろうよ。俺の方も一つ情報があるぜ。これは聞いた話だが中島みゆきがかかってたろ、あれはムッシュなんとかって言ったな、あのミキサーの、そいつの推薦曲らしいぜ。」
「ムッシュ・シュンヘ゜イにセニョール・マナフ゛、そして・・・」
「なぁ、ジェット。」
「ん?なんだ、そんな真剣な顔して。」
「ひとつ聞いてもいいか?」
「ああ・・・・。」
「飯はまだかってんだよっ!」
「わかったよ、もうちょい待てねーかい。おめえも辛抱ってえことをちっとは覚えなきゃいけねえな。そうそう、11時のニュースの後の曲、どっかで聴いたんだよなー・・・」
「あれは化粧品のCFソンク゛に使われてるよ。フー・ファイタース゛の『ラーン・トゥ・フライ』って曲だ。」
「そうかっ!なるほどな。綺麗な姉ちゃんがフ゜ライヘ゛ート・シ゛ェットを操縦してる、あれかー。ありゃーいい女だったなー・・・」
「ん?おい、ジェット、なんか焦げ臭くねーか?」
「しまった!つい女のことに気をとられちまった。・・・スパイク、今日の飯はこいつで勘弁してくれ。」
「今日のって・・・、またカップ麺かよ!」
次週「DUST MY BLOOM」編 お楽しみに。
『 RADIO DO BEBOP INFORMATION 』
「12月30日のこと聞いたか?、スパイク」
「ああ、なんでも朝9時から3時間ぶちぬきでリクエスト大会をやるって話じゃねーか。」
「そうなんだよ、しかも曲は出来る限りフル・コーラスでかける気でいるらしいぜ。」
「ジェット、おまえも何かリクエストしてみたらどうだ?」
「それを今考えてたところなんだがな、何にするかな・・・。」
「何でもいいらしいぜ、そうだおまえ何年か前に振られた女とよく一緒に聴いてた曲があったろ、『北の漁場』あれでいいじゃねーか。よし、俺が送っといてやるよ、調布FMのアト゛レスは・・・」
「わっ!ハ゛カ、やめろ!おまえにはテ゛リカシーっつうもんがないのか。ひとの心の傷をほじくり返すような真似しやがって・・・!この野郎!」
「いてっ!うわっ・・・もうちょっとだ・・・やめろっ!・・・よし、送信!」
「くー、しまった。スパイクの野郎どこ行きやがった、覚えとけよ。しかし『北の漁場』か・・・、あの女今頃どうしているのかな・・・フッ」
「ほー、こりゃ、まだ惚れてんな。」
「スパイクっ!」
「というわけでリクエストまってるぜっ!」
スパイク、ジェット