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午後のカフェテラス 街角レポート(レポーター:清水 建志)
今週も暖かい気候の空の下からお届けした、本日の街角レポートは
9月2日にオープンされた雑貨とギャラリー『きたるは』さんからのレポートでした。
今日の放送はコチラから
京王線・つつじヶ丘駅北口から出て徒歩数分、
富士見街の通りを調布方面へ歩いて右手側の西つつじヶ丘3丁目にある店舗になります。
お話を伺ったのは、店主で食べ物イラストレーターとして活躍されているイナコさんです。
イナコさんは調布市内在住のイラストレーターさんで、グラフィックデザイナーとしてお勤め後に独立、
現在は水彩やAdobe Illustratorを使って食べ物を描くイラストの制作され、雑誌、書籍ほか、広告媒体やWEB媒体など
多方面に作品が掲載されています。
店内の様子です。
店内にはイナコさんがデザインされたお皿「いなこさら」を中心に様々な作品が並べられています。
「ちょっと面白い話が聴ける」お店という事で、お皿についてはそれぞれに制作秘話があり、
時には隠し絵などが描かれている作品もあり、イナコさんが直でお話ししてくださります。
本日のレポートでも1部ご紹介していただいていますが、ぜひ直接お話を伺ってみて下さい。
「いなこさら」は江戸時代から続く技法「印判」という和紙に模様を印刷し、素焼き皿に貼りつけ
一枚一枚手作業転写される技法を用いつつ、現代的なモチーフを取り入れて骨董の様に見せつる柄が描かれています。
手作業で行うため、出来上がる作品にかすれ・滲みがでてくるため、それを眺めるのも楽しみの一つです。
そして、本日の放送で主にご紹介いただいた十二支をモチーフにした平皿です。
こちらは11年前の申年から始まっていて、再来年の未年で1周するとの事です。
製作した西暦もこっそりと描かれている作品は、日常でも使っていただけるようにという想いから、
目立たない形で刻まれています。
来年の干支である午が描かれた「いなこさら」には、午・馬から様々な縁起を担いだ
物語が描かれています。
そして、もうひとつ店内で目を引くのは和装小物を展示販売のスペースです。
帯を挟むだけで装着できるバックル「おりお」、
こちらはなんと、いなこさんが開発したものだそうです。
また、これまで書籍に掲載されてきた作品の原画と、一部書籍の販売も行っていらっしゃいます。
イナコさんの作品は、まず作品を水彩画などで完成させてから提出して、その後で書籍などの表紙などに
併せて処理などがされて“完成”するという事で、原画はあくまで“制作過程”という想いがあるのだそうです。
販売も行っています。是非美味しそうな絵をご覧になって下さい。
「いなこさら」は10年ほど前から「布多天神社てづくり市」などマルシェなどで販売する様になり、
現在も“原点”として出展されているという事です。
その中で知り合った店舗を持たない方々の商品・作品の展示販売もされています。
応援されている輪島塗の商品、ご自身がお好きという狭山茶、身内の方の神戸牛のカレールーなども取り扱われています。
★きたるは★
| 住所 | 調布市西つつじヶ丘3-23-3 |
| 営業時間 | 11:00-19:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 公式サイト | https://inacosara.com/ |
| 公式SNS | Instagram;@kit.alpha26 X;@inacosara |


















