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上野アーティストプロジェクト2025『刺繍 ― 針がすくいだす世界』の【招待券】を5組10名様にプレゼント♪ par ゆうがた5 北山裕子
【ゆうがた5】火曜日のアートの殿堂=『Go Goミュージアム』。
今週は、18時35分頃からもアート・イベントを2つご案内🎨
昨日=10/14(火)の番組後半『GoGoミュージアム Annex』コーナーで、
先ずご紹介したのは…
『刺繍 ― 針がすくいだす世界』 …です☆★☆
平野利太郎《サボテン》(部分) 1955年 町田市立博物館蔵 撮影:鈴木静華
尾上雅野《秋》1974年(公財)日本手芸普及協会蔵 撮影:鈴木静華
伏木庸平《こもんべべ》(部分) 2023-24年 作家蔵 撮影:鈴木静華
望月真理《象は森の王様》2020年頃 個人蔵 撮影:鈴木静華
※同時開催(観覧無料)
東京都江戸東京博物館、東京都写真美術館、東京都現代美術館の所蔵品等による展示、
「刺繍が生まれるとき
―東京都コレクションにみる日本近現代の糸と針による造形」より、
木村伊兵衛《千人針》 1940年 東京都写真美術館蔵 ©木村尚子
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布地などに針で糸を刺し、縫い重ねる手法によりかたちづくられる多彩な
造形。
手に持った針を動かし、布の表裏の行き来を繰り返す「刺繍」と呼ばれる
ような仕事は、つくり手に自分だけの世界に潜りこむことを促し、安らぎ
や自己解放、時に救済をももたらす一方で、布地の補修や装飾、信仰など
のため、様々な時代や場所で土地の風土に根ざしながら発生してきたこの
手わざは、時間・空間を隔てた他者の生活への想像力を働かせるきっかけ
ともなり得るものです。
本展では、大正末期から現在にいたる5名の刺し手たちの活動をみつめます。
近世以来の刺繍職人の家に生まれ、伝統的技法に基づきながら革新的な表現
を追い求めた平野利太郎。
西洋刺繍の知識を土台に、羊毛の糸を用いた躍動感ある絵画的な刺繍作品を
発表し、日本手芸普及協会の会長も務めた尾上雅野。
目にし記憶した風景や事物を、自由なステッチで画面上につくり上げていく
岡田美佳。
つくることをめざすのではなく、自分の奥底に流れる時間や感覚を確かめる
かのように、日々、糸を刺し続ける伏木庸平。
ベンガル地方の女性たちの間で古布再生や祈りの思いから生まれ継承されて
きたカンタと呼ばれる針仕事に共鳴した望月真理。
それぞれが手を動かし、布の上にすくい上げた「かたち」と向き合うことで、
針と糸というシンプルな道具とともに続けられてきたこのいとなみの意味と
可能性に、思いを馳せては如何でしょうか。
『刺繍 ― 針がすくいだす世界』は、
東京都美術館にて、11/18(火)~2026/1/8(木)迄開催します。
そして今週は、
『刺繍 ― 針がすくいだす世界』の招待券を、抽選で5組10名様にプレゼント!!
希望する方は、下記要領に従ってお申し込み下さい。
★☆★皆様のご応募をお待ちしています★☆★
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『刺繍 ― 針がすくいだす世界』
開催期間 : 11/18(火)~2026/1/8(木)
※12/1(月)&15(月)、12/22(月)~2026/1/3(土)、1/5(月)月曜休室。
会 場 : 東京都美術館
※JR上野駅 公園改札 徒歩7分、他 。
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応募方法
郵便番号・住所・氏名(※忘れずに!)・電話番号、キーワード《針》と明記の上
リクエスト曲、または身の回りのよもやま話etcひとことメッセージを必ず添えて、
(件名)『ゆうがた5 GoGoミュージアム』係にお申込み下さい。
eメール mail@chofu-fm.com
FAX 042-443-8068
ハガキ 〒182-0026
調布市小島町2-33-1 文化会館たづくり3階
調布エフエム放送 ゆうがた5
リクエストフォームからのご応募もOKです▽
応募〆切 11/11(火)必着
当選発表 発送を以って代えさせて頂きます。
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尚、当展について詳細は…
東京都美術館(代) TEL.03-3823-6921