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もう見ることのできない世界。『野町和嘉―人間の大地』の【招待券】を5組10名様にプレゼント♪ par ゆうがた5 北山裕子
【ゆうがた5】火曜日のアートの殿堂=『Go Goミュージアム』。
今週は、18時35分頃からもアート・イベントを2つご案内🎨
昨日=6/10(火)の番組後半『GoGoミュージアム Annex』コーナーで、
続けてご紹介したのは…
『野町和嘉―人間の大地』 …です☆★☆
野町和嘉 「巨大砂丘麓の放牧。アルジェリア」 1972年 © Kazuyoshi Nomachi
野町和嘉 「大祈願会で披露された巨大タンカ。甘粛省、中国」 1989年 © Kazuyoshi Nomachi
野町和嘉 「ディンカ族牧畜民。スーダン」 1981年 © Kazuyoshi Nomachi
野町和嘉 「夜を徹して行われるライラトル・カドルの礼拝。メッカ、サウジアラビア」 1995年 © Kazuyoshi Nomachi
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写真家・野町和嘉は1972年、25歳の時にサハラ砂漠を訪れ、大きな転機を
迎えました。
辺境に関する情報が乏しい時代、出会った旅人と地図を分け合うような行程
の中で、野町は蒼穹の下に開けた地平線と、古来より連綿と続く人々の営み
に魅せられていきます。
サハラの写真が認められ各国のグラフ誌に掲載されるようになった野町は、
更にエチオピア、チベット、サウジアラビアと、深い信仰が人々の暮らしを
形作りながらも、外部の者が容易に近づくことのできない土地を目指し、
1995年には異教徒の立ち入りが禁じられているイスラームの聖地メッカと
メディナを取材、世紀の変わり目には世界で5社にしか発給されない撮影
許可書を入手し、ミレニアム行事のクライマックスを迎えるヴァチカンを
撮影しています。
旅を続ける野町の写真には、過酷な風土のなかで暮らす人々の息遣いと生き
抜く意志が宿っています。
その膨大な作品群は、デジタル・テクノロジーにより「アイロン掛けされた
一枚のシーツで覆ったように急速度で画一化されつつある」現在では、最早
見ることのできない、貴重な人と大地のドキュメントといえるでしょう。
本展では、「サハラ」、「ナイル」、「エチオピア」、「グレート・リフト
・ヴァレー」、「メッカとメディナ」、「チベット」、「アンデス」の7つの
テーマで代表作品を紹介し、野町和嘉の50年にわたる活動の足跡を辿ります。
『野町和嘉―人間の大地』は、
世田谷美術館にて、7/5(土)~8/31(日)まで開催します。
そして今週は、
『野町和嘉―人間の大地』の招待券を、抽選で5組10名様にプレゼント!!
希望する方は、下記要領に従ってお申し込み下さい。
★☆★皆様のご応募をお待ちしています★☆★
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『野町和嘉―人間の大地』
開催期間 : 7/5(土)~8/31(日)
※月曜休館。但し7/21(月/祝)&8/11(月/祝)は開館、翌7/22(火)&8/12(火)休館。
会 場 : 世田谷美術館
※小田急線「千歳船橋駅」「成城学園駅」等からのバス便が便利です。
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応募方法
郵便番号・住所・氏名(※忘れずに!)・電話番号、キーワード《大地》と明記の上
リクエスト曲、または身の回りのよもやま話etcひとことメッセージを必ず添えて、
(件名)『ゆうがた5 GoGoミュージアム』係にお申込み下さい。
eメール mail@chofu-fm.com
FAX 042-443-8068
ハガキ 〒182-0026
調布市小島町2-33-1 文化会館たづくり3階
調布エフエム放送 ゆうがた5
リクエストフォームからのご応募もOKです▽
応募〆切 7/1(火)必着
当選発表 発送を以って代えさせて頂きます。
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尚、当展について詳細は…
世田谷美術館 TEL. 03-3415-6011
公式HP