毎週木曜日21:30から放送しています「東京オアシス」に

悩みや課題を抱える子を受け入れる愛知県新城市の黄柳野高校を舞台に、生徒の成長に迫ったドキュメンタリー映画「風たちの学校」の映画監督の田中健太さんにご出演いただきました。

 

令和7年6月12日放送

 

＜内容＞

 ・監督の不登校時代、その頃の心境

・母校の黄柳野高校で得た自分の夢

・母校にカメラを向けた5年間

・映画上映の営業活動とは

・受け入れてもらったから今がある

 

電話取材の時のお声、メールの文面、収録でお会いした時の目の優しさ。どの場面を切り取ってもすべて優しく温かすぎるそのご姿勢に、私はノックアウトだった。きっと思春期の頃に無神経な言葉に傷つき、飛び切りの繊細な感性は耐えられなかったのだろう。

学校に行かないから学びを拒否しているわけではないということが監督の来し方からよくわかる。ご自身も黄柳野高校で自分を確立し、大阪芸大の映像学科へ進学。卒業作品でもある第一作目の「ぼくと駄菓子のいえ」が話題になった。そして今回の「風たちの学校」。

傷つき立ち上がろうとする後輩を応援し、その不器用でありながら日々成長していく十代の姿を映画を通して広めておられる。映画のまち調布で是非に上映してほしい。そのことを願うばかりです。是非放送をお聴きください。