馬の耳新聞 ~06年8月6日号~ それでも馬耳東風 袴田荘之介
- 2006.08.06
こんにちは、ハカマダです。
死ぬほど暑かったということと、放送で大ポカをやってしまったので、超ブルーです。
ということで、今日は全然乗り切れないままこのコラムを書いております。
もうねー、一生の間なるべくヘラヘラしながら過ごしたいと思ってるんですけど、
「ミス」
はそれを許してくれませんよねー。
ミスした人間らしく神妙にしなくちゃなぁと思いますけど、
神妙な思いで文章を書くのなんて、小学校の時の反省文以来なんで、
もうなんというか、ミスはいけないとおもいます、ですよ。
そういや昔、馬鹿馬鹿しい本の企画を友達と考える機会があったんですけど、
全国の子どもたちの優秀な反省文を集めて出版する企画っていうのを提案してみたことがあります。
たまに全国こども作文コンクールみたいなのがありますけど、あれの反省文バージョンみたいなものです。もちろん一笑に付されましたけど。
反省文って、もの凄く日本的な考えだと思うんですよね。
大人は「とりあえず書面にして出せ」とか会社でも言われるじゃないですか。
それを子どものころから仕込まれるわけですから、まぁ、大変なものですよ。
もっと言えば、大人の始末書なんかはペラ一枚で済むのに対して、
子どもの反省文は原稿用紙4枚とか言われて、大人より悲惨だとも思えます。
でもですよ。
だからこそ反省文には、大人の始末書にはない自由な発想の反省があるかもしれんのですよ。
自由な発想の反省。
自分で書いといてなんですけど、何だかかっこいいじゃないか。
まぁ、大人の始末書なんてさ、監督不行き届きとか、コンプライアンスの徹底とか、管理体制の再確認とか、今後このようなことのないように全社を挙げてとか、ビジネス用例集みたいなのから適当にコピーするだけでしょ? あんなのどれも一緒で、絶対つまらないですよ。
でも子どもはそんな「例文」もないわけで、まぁひとまずじっと反省して、それを文章にするわけですよね。
そこにどんな反省への発想があるのか、大変興味があります。
「何々はいけなかったと思います」
だけじゃ原稿用紙4枚は埋まらないよ?
子どもなりの論理展開、そしてどれだけ自分が反省しているのか、今後自分はどうするのか、きっと一生懸命考えるんだ。
そして大人が用例集のコピーで何となく済ませている「反省」が、きっと子どもなりの瑞々しい表現で原稿用紙に書かれていくんだろうと思います。
もちろん本当に反省してるかどうかは問題じゃありません。
子どもが
「こう書けば反省してるように思われるだろう」
みたいに思ってる部分も読みたいんですよねー。悪趣味ですけど。
そうだ。
月刊「反省文」。小学館あたり、出版してみたらどうだろう。
少なくともハカマダは定期購読します。
反省界の鬼才・森田くん、渾身の50ページ!「食べ物の大事さ」
とかさ、読んでみたいよね。わはは。
あ、反省の色がない?
そりゃまたすみませんでした。
~8月13日の「それでも馬耳東風」は・・・~
メッセージテーマ「盆、何してる? 何します?」で募集します。
盆の間は会社の電話が鳴らないからスキです。
ここだけの話ですけど、会社来てもずーっと甲子園の中継見てますよ。
メッセージ・リクエストは、
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調布FM「それでも馬耳東風」宛までお願いします。
~完全内輪ネタ! 愛なき「調布FM劇場」~
「夏祭り連投の巻」
国領、仙川、つつじヶ丘と、とりあえずの夏祭りラッシュが終了。
色々と顔を出してみましたが、どこも盛況でよかったですな。
8月後半、お祭りの宣伝したい方は、調布FMまでご連絡くださーい。
お代はいりませんよ。ふふふ。
ビールと枝豆さえあれば・・・。