毎週木曜日21:30から放送しています「東京オアシス」に

NPO法人「やまぼうし」の理事長でプラットホーム型ソーシャルファーム「ミレットロード」代表理事の伊藤 勲さんにご出演いただきました。

令和5年3月16日放送

伊藤 勲さんに、50年間の「重度の障害を持つ人が地域で共に生き・暮らせる街づくり」の取り組みについて伺いました。

<  内容　>

・重度心身障がい者との共生　今で言う「共生型コミュニティ」の先駆的な取り組み

・幸せになる権利

・イスラエルのキブツで学んだこと　共同体の考え方

・重度心身障がい者らが仕事をしたいという夢のために起業　『NPOやまぼうし』

・プラットホーム型ソーシャルファーム「ミレットロード」とは

・70歳で大学院へ

・ライフワークともなる、障害者らが人間らしく生きるための活動

よく、その人の立場になってものを見なさい、考えなさいと言われますが、伊藤さんの

「その人の立場になって何が幸せかを考えなさい」ということを貫かれた50年は

当事者を縛り付けよう、管理しようとする医療現場や行政、周りの偏見との戦いとお見受けしました。

重度心身障がい者との関りの中で、その方々の夢や希望を聞きだすことは、本当は同じ人間なのですから、たやすくわかることなのです。排除しない、共生するという社会理念が、どれほど「絵に描いた餅」で実行するのに時間がかかったか……伊藤さんのお話は一回の放送では聴ききれない大きさ、奥深さです。ぜひまた、ご出演いただきたいです。