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〈藤京娯楽雑記・6〉-by 藤田京子-

2004.10.11

台風でナビスコ杯準決勝が、延期になりました。
いっぱいため息をついちゃいましたねぇ…。
13日には、パパに気合いを入れに来てほしいです。

さて季節は読書の秋。
なのに、きちんとした感想文を書けるような本を読んでいません。反省。
で、最近眺めて楽しんだビジュアル系の2冊を、ご紹介いたしまする~。

なんでも、女性雑誌創刊ブームだとか?その中でも、大きな新聞広告が気になった『LEON』の女性版『NIKITA』。
表紙の大見出しがすごかったのよ。縦書きで「コムスメに勝つ!」
いや別に個人的にはコムスメの皆さまにけんかを売るつもりはないので、どうぞ誤解のないように。
さて、いざ手に取ろうと思ったら、片手じゃ無理だった…。そう、バブル全盛期の『25ans』に迫るほどのその厚み。
握力・腕力ともに人並み以下の藤京は、情けなくも両手でピック・アップです。

さて、紹介されているお洋服、アクセサリー、雑貨の数々には、やはり、というかなんというか、最近あまりお目にかかっていなかった桁数の数字が並んでいた。
「コムスメに勝つ!」のその心は、どうやらコムスメには無い(であろう)財力でもって、本物を身に付けるべし!ということらしい…。

結局そこですかぁ、と思っていたら、その「品」をどのように使いこなすべきか、また、大人の女の身のこなし、話し方にまで言い及んでいる懇切丁寧なコラムが付いております。
これがLEON目線のコメントであったりするところが、「なるほどねー」レベル。
高級品に手は届かずとも、ちょっと磨いておかなきゃねという技・テクもあって、ひとり勝手に、目指せ艶女(誌面ではこれをアデージョと読ませる)気分です。オイオイ、暴走?

デパートと同じように女性向けファッション雑誌も「どれを見ても同じブランド」が並んでいる中、徹底してLEON目線で大人の女を鍛えよう、ということで差別化を図るのでありましょう。

そうそう、これから『NIKITA』ご購入予定のかたは、自宅最寄の書店やコンビニにてのお買い求めをおすすめします。重さ約1.5kg、立ち読みには向きません。

もう1冊は、藤京のオトメごころをわしづかみ!
『想い出プリント大百科』(宇山あゆみ著・新紀元社)。
昭和30年代から50年代の生地や折り紙、包装紙を、カラーで紹介する小さな本です。

もともと、布、包装紙、紙袋などがなかなか捨てられない性質で、小さい頃集めていたプラスチック・ケース入りのプチ折り紙も、押入れの奥に残っているはず…。
だから本屋さんでこの本を見つけたときは、よくぞ一冊にまとめてくれた!と、半泣き目ににんまり口元状態(よく解らん?)になっていたような気がする。

表紙カバーは、バンビとウサギが仲良く遊ぶイラストが、赤地に黄・ピンク・青などの水玉が飛んだ柄の上にプリントされている布地の模様。
ページをめくるたびに「あーー、これ持ってた!」とか「ひゃ~、懐かしいぃぃ」という感想が連発なんです。
よく集めましたねー、取っておきましたねー。と感心しきり。
だって、紙や布って、金属や革なんかに較べて、すぐに捨てられちゃうものでしょう?

たぶんものごころつく前から身近にあったプリントを、あらためて体系的に見せてくれるというところが、藤京にとってはとっても価値・大であります!

『NIKITA』と『想い出プリント大百科』を眺めて、はからずもあるテーマが浮上!
大人の女にとって「カワイイ」とはなんぞや?
藤京のこの秋冬の課題に…。

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