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馬の耳新聞 ~2003年6月29日号~ それでも馬耳東風 袴田荘之介

2003.07.01

 すごいチラシもあったものです。
「あのブランド品が、100分の1の値段で!」
 いきなりこう来た。
 ポスティングというのでしょうか。みなさんも覚えがあると思いますが、色々なチラシが郵便受けには入ってくるものです。特に目の敵にされるピンクチラシが有名でしょうか。連絡先が必ず携帯電話の番号で、まったくいつ誰が入れてんだ、みたいなヤツです。裏には「ドライバー募集!」なんて書いてあったりする、あれです。チェンジ可、とかもあるな。男性はわかると思うけど。
 ま、私も男ですから、ちょっとドキドキしてみたりしますけど、ね? ほら、妻帯者ですから、そういったチラシは問答無用でゴミ箱行きなんです。
 しかし、今週目を引いたのは、そういったピンクチラシではなくて、ブランド品のニセモノを売るチラシだったんですね。冒頭の一文は、そのあおり文句を引用させていただきました。
 見てみるとさすがニセモノ、確かに安いんですよ。
 でも実を言うと一番感心したのは値段ではなくて、ニセモノということに恥じらいを感じていないというか、ある種開き直っているチラシであったということです。
 みなさんもご存知だと思いますけど、ブランドのコピー商品は製造も販売も所持も違法です。
 ちょっとピンクチラシの話題に戻りますけど、厳密に言うとピンクチラシの内容って違法だったりしますよね。ただ、ピンクチラシを擁護するわけじゃないけど、あれは「すんません、実は違法なんすけどね、へへへ」みたいなところがありますよ。「詳しいサービス内容はちょっと書けないんすけど、わかりますよね、旦那」的なチラシであると言ってもいい。
 ところがだ。
 このニセモノブランドチラシは、そういった「遠慮」や「ぼかし」が一切ない。
 まるで戦国武将のような豪気なイメージです。
「者共、ニセモノが安いぞぉぉぉぉぉ! 買えい! 買えぇいっ!!!!」
 とでも叫んでいるようです。
 さらに戦国武将は叫びます。
「詳しくはホームページを見よっ! 見るのじゃあっ!」
 ちなみに商品が詳しく見られるホームページのアドレスは「にせものどっとねっと」だ。ここにも違法であるというぼかしや遠慮は一切感じられない。「にせもの」ということに誇りすら持っているかのようだ。
 さらにチラシに載ってる写真は明らかに「本物」の写真を使っているんだけど「イメージです」と書いてたりする。さながら、
「写真? たわけっ! あくまでイメージじゃあっ!」
 です。
 もうここまで来ると、平民の私としてはお手上げです。大体、本物捕まえて「イメージ」ってなんだよ、戦国武将。
 さらに今「にせものどっとねっと」の「城」とも言えるホームページ見ましたけど、
「保証書付き」
 の文字が燦然と輝いていました。コピー商品って、今保証書付くの当たり前なのか?
 もうなんだか、頭クラクラしました。
 あまり大胆だと捕まるぞ、戦国武将。

 でもなぁ、そうまでして「ブランド品」って欲しいのかなぁ?
 一つ思いましたけど、このチラシ欠点ありますね。
 にせものどっとねっと、ってインターネットで打ち込むのは相当抵抗ありますよ。その瞬間、はっと我に帰る人が多数いるんじゃないかと見ました。

7月6日(日)の「それでも馬耳東風」は

メッセージテーマ「願いごと」
リクエストテーマ「空・星に関する歌」
(↑空、宇宙、月、太陽、地球、冥王星などが歌の題名に入ってるとかね、
 そういう曲です。七夕が近いということで。あ、七夕関係の歌でもいいですよ。)

で、お送りする予定です。

FAX・・・0424-43-8068
eメールは、このホームページのeメール送信フォームからどうぞ。

お待ちしています。

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