番組情報

「ゆうがた5」8/21(木)&8/14(木)+α 藤田京子

2014.08.25

みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか? 藤田京子です。

先日体調を崩し、今後さらに日ごろからの健康管理に気をつけたいと誓った、夏の終わりでございます・・・。

さて、遅くなりましたが、「ゆうがた5」 2週分、まとめて内容に+αしていきましょう。

 

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8/21(木) の〔ハートビート〕では、ローマを舞台にした映画、2本をご紹介しました。まずは

『グレート・ビューティー 追憶のローマ』

『グレート・ビューティー』プレスより 原題はLa Grande Bellezaと美しい響き

『グレート・ビューティー』プレスより
原題はLa Grande Bellezaと美しい響き

 

これはですねー、人生折り返しを過ぎたな、と感じている人には大いに突き刺さります!

 

主人公は65歳のジャーナリストで、ちょっとしたセレブ。いつまでも無為な人生を送っている彼の脇を通り過ぎるいくつかの死、そして意外な人物から人生の真理がもたらされます。

ローマという爛熟した都市が持つ美を背景に、孤独な男が過去を見つめ返し、気付くこととは?

 

映像と音楽、そして聖俗混合の街と人。

主人公とはかけ離れた人生を送っているはずなのに、いつの間にか共鳴し、わたしにはいたく心に響きました。

エンドロールでは涙がとめどなくあふれてきて、試写場が明るくなってもすぐには立てないほどで・・・。

残りの人生をどう生きようか?とちょっとした気の迷いをお持ちのあなたにも、お腹にずしんと来るものが、きっと、あるでしょう。

『グレート・ビューティー 追憶のローマ』渋谷のBunkamuraル・シネマで公開中です。

 

もう1本ご紹介したのは『ローマの教室で~我らの佳き日々~』

『ローマの教室で』プレスはノートを模したデザイン

『ローマの教室で』プレスはノートを模したデザイン

 

公立高校を舞台に、それぞれ考え方の違う3人の教師が、生徒や卒業生とかかわることによって少し変化をする物語。

高校は人生が豊かになる知識を教えるのか、いや受験に必要なスキルを身につけさせるべきか?

生徒の家庭環境にまで首を突っ込むべきか、学校の中だけの態度を見ていればいいのか?

おそらくこれらは永遠の、そして万国共通の教師の持つ悩みではないかと!そこにぶつかり自分なりに解決していく教師たちを、ドキュメンタリータッチで描いた作品。

『ローマの教室で~我らの佳き日々』 は岩波ホールで公開中です。

 

今回はたまたま、ローマを舞台にした作品の公開が重なりました。

ただ、片や老境に分け入った人物が人生の残り時間を見据える映画。片や、未来を担う若者をはぐくむ役割に取り組む教師たちの映画。

正反対の味わいを持つ2作品です。

 

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さかのぼって、8/14(木)の〔ハートビート〕 

一つめは 『ガウディ×井上雄彦 ~シンクロする創造の源泉~』

 

『ガウディ×井上雄彦』は六本木ヒルズで開催中

『ガウディ×井上雄彦』は六本木ヒルズで開催中

 

バルセロナを中心に活動した建築家アントニ・ガウディの作品と人生から、漫画家井上雄彦が作品を創作する、という新たなコラボレーション系エキシビション。

ガウディといえばバルセロナ、バルセロナといえばガウディ!というほど、わたしにとっても思い入れのある建築家です。

エキシビションのプレス資料(マダム北山から拝借!・右)と 年季が入った我が家のガウディ本

エキシビションのプレス資料(マダム北山から拝借!・右)と
年季が入った我が家のガウディ本

 

学生時代のヨーロッパへの旅行で、スペインではだんぜんマドリッドよりバルセロナ贔屓になったわたし。

なぜなら、マドリッドでは広場でパンクなモヒカン兄さんに威嚇され、プラド美術館が閉館日だったなど半泣きになる想い出ばかり残ったのに対し、

次に訪れたバルセロナでは、まず地中海を臨む街並みが明るく、古く歴史ある大聖堂、ピカソ美術館やミロ美術館、ロマネスクの宝庫カタルーニャ美術館と芸術施設が充実している上に、

ガウディのサグラダ・ファミリア(聖家族)教会の壮大さ、グエル公園のユニークで奇怪な世界観にすっかり魅了されてしまったからなのです。

 

ガウディ本から グエル公園のタイル張りの波打つベンチ

ガウディ本から グエル公園のタイル張りの波打つベンチ

グエル公園 柱廊

グエル公園 柱廊

グエル公園 プロムナード

グエル公園 プロムナード

 

展覧会は、ガウディの生涯を改めて振り返り、原点を見つめて、作品に込められた思いを探ります。

もちろん建築は持ってこられないので設計図や模型、装飾品の一部などが展示されていますが、やはりトータルなデザインを施した個人邸宅のカサ・バトリョ、集合住宅のカサ・ミラに惹かれますね。

 

カサ・バトリョ外観

カサ・バトリョ外観

トリビューン内部

トリビューン内部

 

 

そうそう、カサ・バトリョのためにガウディがデザインした椅子に座ることができますので、ぜひ体験しましょう。

 

べったりくっつくラブチェアとは違い独立してくつろげる椅子でした

べったりくっつくラブチェアとは違い独立してくつろげる椅子でした

 

また、ガウディにインスパイアされた井上氏デザインのプロジェクション・マッピング、越前和紙に描かれた大作も見応えがあります。

ちなみに現在、サグラダ・ファミリア教会の完成予定が12年後の2016年!

これはぜひ見届けなければ、と、新たな生きる目標になりました。

『ガウディ×井上雄彦 ~シンクロする創造の源泉~』は 六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーで、9/7(日)まで。

 

その六本木ヒルズで食べてきたのが、天然氷のかき氷!

 

全部たいらげても頭が痛くなったりしません!

全部たいらげても頭が痛くなったりしません!

 

「シャリシャリ、ツーン!」じゃない、「ふわっ、す~っ」というなんとやさしい口どけ、、、これはみんな行列して食べる訳だ!と、その人気を実感しました。

イベントとして全国各地のかき氷屋さんが集まった六本木ヒルズの「かき氷コレクション」はすでに終わってしまったのですが、

ここに出店していたのが、調布・天神通りにある【あずきや安堂】さん。

おなじみの今川焼きのお店ですが、地元でも天然氷のかき氷を味わえるなんて!暑いうちにその幸せにあずからねば、そんそん!ではないでしょうか。

 

おとなのみなさまの自由時間をすごす参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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